当院で内科専門医研修(循環器内科・消化器内科)を希望するみなさまへ
循環器内科
循環器内科長
佐藤 幸人
当科では救急医療・カテーテル治療・多職種チーム医療と幅広い守備範囲で診療を行っており、それぞれの専門家からなる「総合循環器内科」を行っております。
救急患者は16床の集中治療室で治療を行いますが、ドクターカーの運用を開始し、日本集中治療医学会専門医・日本救急医学会救急科専門医の指導による救急医療・集中治療体制の充実を図っています。
当科の診療において中核となっているカテーテル治療
1)虚血性心疾患のカテーテル治療
2)不整脈のカテーテル治療
3)大動脈疾患のステント治療
4)閉塞性下肢動脈硬化症のカテーテル治療
5)大動脈弁狭窄症のカテーテル治療で種々の総カテーテル治療の件数は1,000例/年以上です。
また、心不全患者数も多く、550例/年です。
詳しくはホームページをご覧ください。
いずれの疾患も学会では指導的立場です。各カテーテル治療については、一般的には技術的に困難とされる症例でも、医学的適応があれば対応しております。
そのほかに強調すべき我々の科の特徴
1)低被曝冠動脈CT(600例/年以上)
2)循環器リハビリテーション(延べ6,000例/年以上)
3)心不全のチーム医療(550例/年以上)
4)心不全の緩和ケア
など、疾患の早期診断から終末期まで広くカバーしています。
200本以上の和英論文発表、9冊の専門書籍を当科から出版し、海外同時治験なども積極的に行っています。また、心不全に対する間葉系幹細胞を用いた第二種再生医療も始めました。
後期研修病院で、各疾患数も有数でかつ後期研修医に手技と学問の両方を指導できる類を見ない施設と自負しております。若手医師の皆さんとともにより一層ハイレベルな医療を目指したいと思います。
消化器内科
消化器内科長
木村 利幸
当院は阪神地区の医療を担っており、豊富で多彩な症例経験ができます。
650m2の広い内視鏡センターで、内視鏡光源9台・肝専用治療室など設備が充実しており、消化管・胆膵・肝臓の検査・治療を多数経験できます。
希望者は短期間の救急科出向研修が可能です。重症患者管理をマスターできます。
学閥はありません。医員の出身大学は10大学と様々です。
女性医師4名在籍し、和気あいあいと活躍中です
【2019年度 実績】
入院患者 | 1649人 |
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上部内視鏡 | 6020例 |
下部内視鏡 | 3304例 |
消化管ESD | 99例 |
胆膵内視鏡 | 550例 |
【指導体制】
日本内科学会 | 認定医 11名 |
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総合内科専門医 6名 | |
指導医 4名 | |
日本消化器病学会 | 専門医 9名 |
指導医 5名 | |
日本消化器内視鏡学会 | 専門医 8名 |
指導医 4名 | |
日本肝臓学会 | 専門医 2名 |
指導医 1名 | |
日本消化管学会 | 専門医 1名 |
日本がん治療学会 | 認定医 1名 |
スタッフステーション
消化管X線テレビ室
検査ブース
肝治療室
リカバリー室
病院見学のお知らせ
当科をよりよく知っていただくために、随時見学の受け入れを実施しております。
興味のある方は、兵庫県立尼崎総合医療センターホームページ「採用希望の方へ」から「病院見学希望の方へ」にアクセスし、必要事項をご記入の上送信してください。