地域完結型医療を目的としたDPC分析に基づく当センターの経営改善への取り組みが、院外の事例発表会にて高い評価を得ました。

地道ながら徹底継続する当センターのDPC分析の取組みで、初の三冠を達成

DPCデータ分析ソフト「girasol(ヒラソル)」を利用する全国の病院経営実務担当者が集い、各病院での活用事例を発表し評価する勉強会「ヒラソルユーザー会」が10月14日(土)に大阪市内で開催され、初参加となる当センターの活用事例が「座長賞」「オーディエンス賞」「ヒラソル大賞」の3つ全てを受賞し、ユーザー会初の三冠を達成いたしました。

当日は、ヒラソルユーザー病院から100名程が参加し、その中で当センターを含む11病院の実務担当者より、健全な病院経営に向けたDPC分析に関する取組みが発表され、当センターからは、発表者の瀧口経営企画課長をはじめ、米田管理局長、経営企画課員ら合計5名が参加いたしました。

ヒラソルユーザー会では、発表される各事例に対し、1.その優秀さを座長が選定する「座長賞」、2.当日のプレゼンの出来映えを参加者が投票選定する「オーディエンス賞」、3.分析ソフト「ヒラソル」へのアクセス件数(過去1年間)の多さで決まる「ヒラソル大賞」の3賞を選定しています。
受賞後は、他の参画病院から当センターでの「地道ながら徹底継続したDPC分析取組み」に多くの称賛が寄せられました。

当センターでは地域の皆さんに良質で高度な医療を提供する病院であり続けるため、今後もDPC分析を継続し、医療上や病院マネジメント上の課題の改善に取り組んでまいります。

DPC分析

入院医療費は、一つ一つの疾患ごとに国が定めた1日当たりの定額金額によって、計算されます。これを「DPC制度」と呼びます。高度急性期病院においては、この定額金額の範囲内で「むだなく」かつ「きちんとした」医療を提供することが求められています。当院のDPC委員会では、DPCデータを分析するために「girasol(ヒラソル)」を導入し、患者さんお一人お一人の診療録(カルテ)に基づく膨大なデータを分析・評価し、より質の高い効率的な医療提供および健全な病院経営のために役立てています。

当日の様子
当日写真
当日の様子