集中治療センター
尼崎市のみならず、阪神南・北地域、大阪市の西部地域を診療対象とする当院では、高度専門治療を提供する各診療科を、高度急性期機能に相当する143床の重症系ユニット、病棟(care unit 10,救急病棟2)がサポートしています。
本年度より、各ユニット、病棟の専門性をさらに高めると同時に、専門性を超えて重症化した患者さんを、最も適した部門で診療できるよう、連携を強化することを目的に集中治療センターが設置されました。各ICUには、集中治療専門医が在籍し、看護師をはじめとして、薬剤部、リハビリテーションセンター、臨床工学センターなど、各職種が積極的に診療に参加しているのが当院の特徴です。
当院の各ICUで業務、研修することにより、大手術後、救急、小児、循環器と、ほぼすべての症例を網羅することができます。各ICUは、それぞれ日本集中治療医学会の専門医研修施設に認定され、集中治療専門医の取得が可能です。術後、院内重症患者を管理する院内ICU(GICU)、救急 ICU(EICU)での研修、業務を中心に、多岐にわたる集中治療全般の修得のため、出身診療科にかかわらず、個人の経験、希望を取り入れた研修、業務カリキュラムの作成が可能です。
集中治療センターカリキュラム(鋭意作成中)