救急医として勤務を希望される皆様へ


兵庫県立尼崎総合医療センターER総合診療科では、「Emergency physician = 救急外来(ER)で救急初期診療を行う医師」を募集しています。
当院は救命救急センターの指定を受けた三次医療機関です。
救命救急センターの多くは重症患者への対応を主たる業務としていますが、ER型救急医療を提供している当院は、緊急度の高低や救急車・ウォークイン等の搬送手段によらず、あらゆる救急患者の診療を行っています。
当科に所属する救急医の診療上の主たる役割は、「Emergency physicianとして救急外来で救急初期診療を行い、患者処遇(Disposition)を決定すること」です。
当科は
- 救急科専攻医プログラムを修了してER型救急医療に従事されたい方
- 重症集中治療とは異なるER型救急医療を経験されたい専門医の方
- 他領域の専門医取得後に救急初期対応の研修を希望される方
- ダブルボードとして救急科専門医を目指す方
など、ERでの救急診療に興味と関心がある方、当院の救急医療に貢献していただける方に採用の門戸を開いています。
Emergency ICUを管轄する救急集中治療科での勤務を希望される方はこちらをご覧ください
Q:入院患者の受け持ちはありますか?
A:入院診療は担当しません。診療の結果、入院が必要と判断された場合は病態に適した診療科へ引き継ぎます。
Q:勤務体制は?
A:日勤・準夜・夜勤の完全シフト制です。オンコールはありません。
Q:患者数は?
A:2023年度の患者数は以下の通りです。
救急患者総数 | 28,997名 |
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救急搬送数 | 13,495名(ドクターカー・ドクターヘリによる搬送数320名を含む) |
救急入院患者数 | 8,568名 |
Q:診療対象は?
A:ER型救急医療を提供していますので、Common diseasesから心停止、心筋梗塞、脳卒中に至るまで、多種多様な病態が診療対象となります。診療の結果、入院が必要と判断された場合は病態に適した診療科へ引き継ぎます。また、救急外来受診患者の約3割を小児が占めています。救急外来では多様な年齢・性別・病態の患者さんが受診されますので、救急医だけでは解決できず専門診療科の協力が必要となることも少なくありません。当院には40をこえる専門診療科があり、休日・夜間においても円滑にコンサルテーションできる環境を構築しています。
Q:救急科専門医の資格が必要ですか?
A:必ずしも必要ありません。他領域の専門医取得後、救急初期診療の研鑽を積まれたい方、ダブルボードとしての救急科専門医取得を希望される方など、救急科専門医資格をお持ちでない方も募集対象です。
Q:日本救急医学会指導医の取得は可能ですか?
A:可能です。当院は日本救急医学会指導医指定施設に認定されています。
Q:年度途中に異動することも可能ですか?
A:可能です。兵庫県職員の採用規定に則り対応いたします。
Q:病院見学の前に聞いておきたいことがありますが、問い合わせ窓口はありますか?
A:病院見学の前にお聞きなりたいことや確認されたいことがありましたら、お問い合わせ先のメールアドレスからご連絡ください。オンラインでの質問・相談を希望される方、病院見学を希望される方は下記までご連絡ください。
お問い合わせ先
兵庫県立尼崎総合医療センター
ER総合診療科長 兼 救命救急センター長
救急科専門医・指導医
西内 辰也(Tatsuya Nishiuchi)
amagasaki_er@yahoo.co.jp