救命救急センター

救命救急センター

当院の救命救急センターは、いわゆる「ER型救急医療」を提供しています。
ER型救急医療は、ER(Emergency Room)、すなわち救急外来で、救急医が患者さんの年齢、性別、疾病や外傷など傷病の種類、緊急度・重症度の区別なく診療することを特徴としています。
一年間に約30,000名の患者さん(うち、救急車による受診は約13,000名)が救急外来を受診され、9,000名近くの患者さんが入院されています。

救命救急センターは、ER総合診療科および救急集中治療科の2つの診療科で構成されています。

ER総合診療科

救急外来にはER総合診療科に所属する救急専攻医および救急専門医が常駐し、救急医療を24時間365日提供しています。
救急外来で診療後、救急医は帰宅あるいは入院の必要性を判断し、入院が必要な場合は病態に適した診療科に引き継ぎます。

救急集中治療科

集中治療が必要となる重篤な患者さんに対しては、救急集中治療科がEICU (救急集中治療室)で各診療科と連携して治療します。また、中毒・蘇生後・熱中症・多発外傷などの疾患では主科として入院診療を担当します。