科長ご挨拶

救急集中治療科は、新病院開院とともに生まれた新しい組織です。しかし、新病院の重要な使命である救急医療の中核を担う組織でもあります。

救急医療は単独診療科で出来るものではありません。高いレベルを持つ各診療科の力を救急の場で発揮してもらうためには、私たちと各診療科がスムーズに連携できる関係やシステムの構築が必須の課題です。また救急医療は、もちろん医師だけで出来るものでもありません。看護師、薬剤師、臨床工学技士、リハビリテーションスタッフ、検査技師、放射線技師、栄養士など、多くの職種のスペシャリストに積極的に診療に参加してもらい、質の高い救急医療を行える体制を作っていきたいと考えています。初療を共に担当するER総合診療科とは、業務連携や人事交流などで極めて密な関係となっており、お互いの強みを生かしながら一心同体で救命救急センターの運営に当たっていきます。

当科の体制は、当科スタッフの指導の下、当科専攻医、各科専攻医ローテータ-、研修医といった若手医師たちが中心となっています。出来たばかりの組織でもあり、多くの課題を抱えていますが、若いメンバーたちが日々問題点やアイディア、意見を出し合い、議論し、改善に努めています。彼らの意見はその日からどんどん現場に反映されていき、非常に風通しの良い雰囲気となっております。これが将来的に、救急現場を支える若い医師たちが生き生きと働ける組織の構築につながっていくことを期待しています。

当院の救命救急センターは、地域の救急医療の中心となっていかなくてはなりません。その任を果たすため、多くの人や組織と協力しながら、高いレベルの救急医療を提供できる救命救急センターを目指していきたいと考えています。