あまが咲だより No.7

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眼科の診療紹介

  • 網膜硝子体疾患の診断
  • 多彩な病態のためµm単位の画像診断が不可欠で、最新式の高深達OCTを県下で一いち早く導入し最高水準の診断を行っております。
  • 低侵襲手術
  • 極小切開で低侵襲の27G硝子体手術システムを県下で最も早く取り入れ、良好な手術成績を上げております。
  • 涙道診療
  • 涙道内視鏡、鼻内視鏡と使った最新の涙道診療をしています。涙嚢鼻腔吻合術の件数は全国一を継続しています。
  • 斜視弱視診療
  • 視能訓練士が、医師の指導のもと検査や訓練を行っています。長期にわたる指導、経過観察が必要な患者さんも多く、小児診療においては家族の心の支えにもなっています。

対象とする疾患

加齢黄斑変性
抗VEGF療法や光線力学的療法で治療を行います。
黄斑円孔、黄斑上膜
黄斑上膜:最新式の極小切開硝子体手術で治療を行います。
裂孔原性網膜剥離
極小切開硝子体手術や強膜バックリング法で治療を行います。
網膜下血腫
ガス注入で改善しない場合には極小切開硝子体手術により早期の血腫除去を目指します。
成人涙道疾患
手術治療が必要な場合には内視鏡を使用し涙管チューブ挿入術、涙嚢鼻腔吻合術などを施行しています。
小児涙道疾患
内視鏡をふくむ検査を施行し、診断、治療、指導しています。
斜視弱視疾患
小児、成人共に眼鏡装用等の指導、必要に応じて手術治療を施行しています。

 

放射線科の紹介

画像診断医は、CTやMRIなどの画像をもとに、患者の病態や既往症との整合性を確認しながら診断レポートを作成しています。また、IVRでは腫瘍の破裂や外傷などによる出血のコントロールを行ったり、腫瘍血管に直接抗癌剤を投与したりしています。放射線治療医は、主にがんを扱います。がんの病巣に放射線が均質にあたるようコンピューターを用いて照射方法を決定しています。

対象とする疾患

放射線科医は、普段は患者さんと直接お会いすることはありません。各診療科からの依頼を受け画像診断を行っています。画像診断では、ほぼすべての疾患が診断の対象となります。IVRでは主に肝腫瘍の治療をしていますが、様々な理由で出血がコントロールできないときにカテーテルを用いて塞栓術を行うこともあります。放射線治療医は、主にがんの治療を行っています。放射線による副作用を最小限にとどめながら、どの部位にどれくらいの放射線をあてればがん細胞だけをやっつけられるかを検討し治療していきます。

 

対象とする検査・治療

マンモトーム生検
マンモグラフィでの微細石灰化例や、腫瘤の非触知例などに対して行い、乳がんの早期発見に努めています。
乳房温存手術と乳房再建手術
乳がんの手術では、根治性と整容性の両立を重視し乳房温存手術を基本としていますが、乳房全摘術が必要な場合には形成外科と連携して人工物あるいは自家組織(広背筋や腹直筋)を用いた乳房再建術も行っています。最新のセンチネルリンパ節生検蛍光法を導入しています。
薬物療法
診療ガイドラインに沿って、最新の内分泌療法、化学療法、分子標的療法を行っています。腫瘍径が大きい。

対象とする疾患

乳がんと転移再発乳がん
生存期間の延長と患者QOLの向上を目指して治療とケアを行っています。
乳がん以外の疾患
乳腺良性腫瘍、乳腺症、乳腺炎についても診療を行っています。

 

チーム医療

乳がん術後のリンパマッサージ、リハビリ指導や薬剤指導など、チームで患者様をサポートしています。

 

専門的医療と総合的医療の両輪にて、高度医療を提供します!

乳がん術後のリンパマッサージ、リハビリ指導や薬剤指導など、チームで患者様をサポートしています。

阪神南・北地域のマグネットホスピタルとして

人員面では、診療部は研修医38名を含めた総医師数300名以上の大所帯となります。指導医層も厚く、症例数も豊富でこれからの医学・医療をリードする若い医師の研鑽の場として最適な環境が整います。阪神南・北地域のマグネットホスピタルとして、最高の医療提供と医療人の育成を実践してまいります。
また、地域の基幹病院として、患者様には24時間365日、各診療科が互いの連携を行い、適切な診療を提供させて頂きますが、必要に応じて他の地域医療機関への紹介もさせて頂きますことをご理解そしてご協力をお願い致します。
両病院の医師一同、これから統合に向けて益々連携を深め、協力して準備を進めてまいります。

次回予告