がん症状緩和のための治療

IVRとは?

がんによる様々な症状に対して、IVR(interventional radiology)が有効な場合があります。IVRは、からだを大きく切開せずに、CT、超音波などの画像を見ながら行うピンポイント治療です。負担が少ないかつ有効になりえますが、設備や専門的技術を持つ治療医が必要です。がんや身体の状態を総合的に判断して、治療法を選択します。

緩和的放射線治療

がんによる痛み(骨転移など)、通過障害、出血などに対して放射線治療を行っております。当院の地域医療連携室にご相談いただき、放射線治療科にご紹介ください。

神経ブロック

現在、当院では、神経ブロックは行っておりません。オピオイドの全身投与では鎮痛効果が得られず、神経ブロックが疼痛緩和に有効だと判断される場合には、兵庫医科大学のペインクリニック部や西宮市立中央病院ペインクリニック内科外科など実施可能な医療機関へご紹介しております。

当院で可能ながん症状緩和のIVR

経皮的椎体形成術(骨セメント)、上大静脈・下大静脈症候群に対する静脈ステント、気道狭窄に対する気管・気管支ステント、腹水貯留に対するデンバーシャント造設などが実施可能です。

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