化学療法部

化学療法部
最終更新日:2025年6月30日

化学療法部

チーム医療で最新の化学療法を提供

近年、わが国ではがん患者数が増加していますが、免疫チェックポイント阻害剤や分子標的薬が開発されるなど、がん薬物療法(化学療法)は大きな進歩を遂げ治療成績は向上しています。化学療法部では各部門スタッフと連携して、すべてのがん患者さんに最新の標準的治療を安全に提供することを目標としています。化学療法室では、広々とした明るい空間にリクライニングチェア23台、ベッド7台の計30床を配置し患者さんに快適に過ごしていただくよう配慮しています。また、治療だけでなく副作用マネジメントについてもチーム医療でサポートし、患者さんの不安感を軽減するとともにQOLの向上に努めています。

化学療法部写真

ご挨拶

兵庫県立尼崎総合医療センター 化学療法部部長:諏訪 裕文からのご挨拶

当院ではすべての診療科で、最新のエビデンスをふまえた標準的化学療法を行っています。複数の疾患を持つ患者さん、原発不明がんや稀少がん患者さんに対しては、腫瘍内科を中心に複数診療科、多職種医療者でカンファレンスを開き、治療方針を決めています。外来化学療法室では、医師、看護師、薬剤師がそれぞれ専門性を生かしながらチーム一体となって、患者さんに安全、安楽に化学療法を受けていただけるよう心がけています。

対象とする主な疾患

疾患名

主な設備

電動リクライニングチェア23台、電動ベッド7台の合計30床、安全キャビネット(抗がん剤の無菌調製室)3台

化学療法部長 諏訪 裕文
腫瘍内科 森 由希子、野村 基雄、山村 彰吾(いずれも非常勤)
専任看護師 6名(1名はがん化学療法看護認定看護師 中越英子)
専任薬剤師 4名
事務職員 1名

学会認定

  • 日本臨床腫瘍学会認定研修施設

臨床試験への参加

当院は日本臨床腫瘍学会認定研修施設であり、各診療科の専門医師が全国レベルの臨床試験や治験(倫理委員会で承認されたもの)に参加しています。患者さんに、最新の治療として臨床試験や治験への参加をご提案する場合があります。

患者様へのメッセージ

当院では、医師、看護師、薬剤師、メディカルソーシャルワーカーなど多職種の医療従事者が、患者さんに寄り添いながら1人1人の治療とケアにあたっていますので、心配な事はなんでもお尋ね下さい。