最終更新日:2015年11月25日
当分野は近年目覚ましい発展をとげた診療分野の一つです。
20世紀初頭の偉大な内科医ウィリアム・オスラーは「関節炎の患者が診察室に入ってきたら、後ろのドアから出て行きたくなる」と述べ、別の機会には「SLEは内科学の真髄である」と語ったと言われています。
現代医学の父ともされるオスラーでも逃げ出したくなるほど、治療が難しかった関節リウマチは、いまや多くの患者さんが臨床的寛解を達成できるようになりました。
SLEは多臓器にわたって多彩な病態を呈することは今も変わりませんが、その症状を正確に評価・治療できるようになりつつあります。
リウマチ学の爆発的な進歩に比べて専門医の数はまだまだ少ないのが現状です。一人でも多くの方の参加をお待ちしています。