消化器内科

<先進医療と全人的医療を目指して>

消化器内科は阪神地域の基幹病院として外科・放射線科とも密接に連携し集学的な高度先進医療を目指しています。

超高齢化社会の到来とともにこれからの疾患や病態の変化が予想され、消化器領域疾患では“高齢者救急病態への対応と、増加する“消化器癌”への対応が課題となります。

消化器救急病態

当消化器内科入院の半数が緊急・救急入院です。超高齢化社会を迎え消化管出血(薬剤性消化管障害・潰瘍、大腸憩室出血など)胆石症(胆嚢結石、総胆管結石、結石性膵炎など)腸閉塞(癒着性、糞便性、腫瘍性、S状結腸軸捻転など)の救急病態の増加しており、これらの病態が救急入院の2/3を占めています。

兵庫県立尼崎総合医療センターでは消化器内科は365日全日当直体制をとり、24時間随時の救急病態への迅速対応を行います。

消化器癌

超高齢化社会を迎え加齢と関連して“癌”が増加します。2016年度の消化器内科の新規癌入院患者数は376人です。消化器領域では今後大腸癌、膵癌、食道癌の増加が予想されます。

超高齢患者さんであればこそ消化器内科医の果たす役割が非常に重要となります。①癌の早期発見、低侵襲な内視鏡治療―食道癌・胃癌・大腸癌のESD・EMRなど ②放射線科との連携のもと化学放射線療法など低侵襲な集学的医療 ③進行・終末期病態での緩和的医療-減黄術、消化管狭窄解除術などのマネジメントです。

いずれも亜急性期病院、療養型施設、個人開業医院などと十分に連携して地域が一体となって取り組まなければならない課題です。今後の超高齢化社会の中で医療難民・癌難民がでないように、阪神・尼崎地域に応じた包括的な医療体系を構築していく必要があり、兵庫県立尼崎総合医療センターはその中心的役割を果たす必要があると考えています。

消化器内科6つの柱