科長ご挨拶

先進医療と全人的医療を目指して

阪神地域の基幹病院として外科・放射線科と密接に連携し集学的な高度先進医療を目指しています。

超高齢化社会の到来とともにこれからの疾患や病態の変化が予想され、消化器内科領域では“高齢者救急病態”への対応と、増加する“消化器癌”への対応が課題となります。

消化器救急病態

兵庫県立尼崎総合医療センターでは消化器内科は365日全日当直体制をとり、24時間随時の救急病態(消化管出血、胆石、急性膵炎、腸閉塞など)への迅速対応を行います。

消化器癌

超高齢化社会を迎え加齢と関連して“癌”が増加します。消化器領域では大腸癌、膵癌、食道癌の増加が予想されます。超高齢患者さんであればこそ消化器内科医の果たす役割が非常に重要となります。
① 癌の早期発見、低侵襲な内視鏡治療―食道癌・胃癌・大腸癌の内視鏡切除(ESD・EMRなど)
② 放射線科との連携のもと化学放射線療法など低侵襲な集学的医療
③ 進行・終末期病態での緩和的医療-減黄術、消化管狭窄解除術などのマネジメント
いずれも亜急性期病院、慢性期病院、個人開業医院などと十分に連携して地域が一体となって取り組まなければならない問題です。今後の超高齢化社会の中で医療難民・癌難民・介護難民がでないように、阪神・尼崎地域に応じた包括的な医療体系を構築していく必要があり、兵庫県立尼崎総合医療センターはその中心的役割を果たす必要があると考えています。