最終更新日:2021年7月19日
関節リウマチ(担当:和田山医師)
手術療法以外の保存療法ももちろん力を入れています。たとえば関節リウマチの薬物療法は近年目覚しく進歩しており、メソトレキセートと生物製剤を併用することによりもしくは生物製剤単独で、かなり重症の方でもリウマチの炎症を鎮静化させることができるようになりました。生物製剤も7種類に増え、投与方法(点滴、皮下注射)、投与間隔(毎週~8週間毎)もいろいろと選択可能です。高価な薬剤ではありますが、高額医療費の減免の制度もありますので、お気軽にご相談頂ければと思います。こういった治療も、リウマチによる関節破壊が進む前の方が有効性が高いので、リウマチでお困りの方は早めに受診していただくことをお勧めします。