診療実績

塚口病院時代の2007〜2014年度の手術及び全麻下検査(内視鏡検査など)の件数は2298例で、8年間の症例数は鼠径ヘルニア・類縁疾患927例、虫垂炎338例、臍ヘルニア90例、停留精巣120例、新生児疾患(直腸肛門奇形、横隔膜ヘルニア、食道閉鎖、腸回転異常、先天性十二指腸狭窄症、小腸閉鎖症、腹壁破裂など)62例であり、さらに重症心身障害児を対象に気管切開38例、噴門形成術23例、胃瘻造設術29例、喉頭気管分離術16例を施行し、また肥厚性幽門狭窄症、胆道閉鎖症、胆道拡張症、ヒルシュスプルング病、腸重積、摘脾や先天性声門下狭窄や先天性気管狭窄に対しての治療を施行しました。

腹腔鏡下手術も積極的に行っており、従来行っていた虫垂切除、ヒルシュスプルング病手術、メッケル憩室切除術、幽門筋層切開術、摘脾などに加え、2012年度から腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(LPEC)、腹腔鏡下噴門形成術も開始しました。さらに、新生児の先天性横隔膜ヘルニア、横隔膜弛緩症に対しても胸腔鏡下手術を施行しています。

また、2012年1月より単孔式腹腔鏡下虫垂切除術も導入しており、最近2年は腹腔鏡下虫垂切除の全ての症例が単孔式で手術を完遂出来ています。

当院開設された2015年度以降、新生児症例が増加しており、2018年度までに、先天性横隔膜ヘルニア10例、臍帯ヘルニア・腹壁破裂6例、直腸肛門奇形7例、十二指腸閉鎖症5例などに対し、手術施行しています。さらに、肥厚性幽門狭窄症9例、ヒルシュスプルング病7例、胆道拡張症4例、胆道閉鎖症3例などに対し手術しました。
2020年度は、コロナ禍に伴い、小児感染症だけでなく、小児外科疾患の症例数も減少しました。

年度別診療実績は、下表のとおりです。

  2007~2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
全麻症例数 2298 318 363 358 364 387 277
全麻下手術症例数   308 347 351 356 380 275
全麻下検査数   10 16 7 8 7 2
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術 927 106 111 95 117 109 80
腹腔鏡下虫垂切除 338 53 44 59 55 50 49
臍ヘルニア手術 90 25 19 26 16 13 10
停留精巣手術 120 27 23 14 15 16 23
気管切開術 38 5 6 12 9 14 6
新生児症例数 62 10 9 23 24 23 16
悪性固形腫瘍摘出術 1 2 2 1 2 5 2
ブロビアックカテーテル挿入   5 19 20 13 15 8
噴門形成術 23 10 7 6
胃瘻造設術 29 12 3 1
喉頭気管分離術 16 6 3 1