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NMOSDに対する生物学的製剤の一覧

薬剤名
(商品名)
特徴 効果・位置付け 用法・投与経路 主な副作用
エクリズマブ(ソリリス)

ラブリズマブ(ユルトミリス)
  • 神経の炎症において活性化している「補体」を阻害する
  • NMOSDの再発予防
  • 抗アクアポリン4抗体陽性の方に使用
  • 最初は1週間に1回、5回目からは2週間に1回
  • 点滴静注
  • 髄膜炎菌に感染しやすくなるため、事前にワクチン接種がすすめられる
  • その他の感染症
  • 注射時の反応
サトラリズマブ
(エンスプリング)
  • インターロイキン-6(IL-6)という炎症性物質(サイトカイン)の働きを抑える
  • NMOSDの再発予防
  • 抗アクアポリン4抗体陽性の方に使用
  • 初回、2週後、4週後、以降は4週間隔
  • 皮下注射
  • 感染症、特に結核やB型肝炎の既往がある場合には再活性化に注意が必要
  • 血球減少
イネビリズマブ
(ユプリズナ)
  • 患者さんのリンパ球のうちB細胞を枯渇させる(CD19という標識を介する)
  • NMOSDの再発予防
  • 抗アクアポリン4抗体陽性の方に使用
  • 初回、2週後、6ヵ月後、以降6ヵ月に1回
  • 点滴静注
  • 感染症、特にB型肝炎の既往がある場合には再活性化に注意が必要
  • 注射時の反応
リツキシマブ
(リツキサン)
  • 患者さんのリンパ球のうちB細胞を枯渇させる(CD20という標識を介する)
  • NMOSDの再発予防
  • 抗アクアポリン4抗体陽性の方に使用
  • 1週間間隔で4回、その後、6ヵ月毎に2週間間隔で2回
  • 点滴静注
  • 感染症、特にB型肝炎の既往がある場合には再活性化に注意が必要
  • 注射時の反応
  • 血球減少
  • 心障害、血圧低下

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