難病患者の就労支援
監修;神戸公共職業安定所 難病患者就職サポーター
どのような相談が多いのか
- 治療しながら働きたいが何からはじめればよいのか
- 難病があることを会社に伝えたほうがよいのか
- 病気のことを会社に伝えたいが、どのように伝えたらよいのか
- 難病患者の就労を支援する制度はあるのか
- 他の難病のある方がどのような働き方で、どのような仕事についているのか
難病相談支援センターと連携しながら支援します
- 病状、通院状況に配慮した働き方を一緒に探します
- 病状を整理し、病気の伝え方を一緒に考えます
- 難病患者専用の求人はありませんが、一般求人や障害者用求人から探していきます
- 就職した方が安心して長く働けるようにサポートします
治療や疾患管理と仕事を両立させる
- 無理なく続けられる仕事を選ぶこと
- 通院や休憩などの業務管理について職場の理解と配慮を得ること
- 自己管理と職場での対処スキルを身につけること
仕事の負荷と回復のバランスが取れる仕事
- 身体的に無理がない
- 休憩が比較的自由に取りやすい
- 疲労回復が十分にできる勤務時間・休日
- 通院のための業務調整が可能な仕事
↳ 具体的にはデスクワークや短時間勤務の仕事に多くみられます
仕事探しの準備
- 病状の安定に必要な医療的条件を主治医に確認すること
↳ 仕事内容や働き方に無理があると体調が崩れやすくなります - 自分が就こうと考えている仕事内容や働き方、勤務時間や休日などを伝え無理なく働けるかどうか相談すること
持病の開示・非開示
- 応募の際ハローワークから伝える
- 応募書類に記載する
- 面接時に伝える
就労が決まった方たち
- ご自身のできること、できないこと、配慮してほしいこと、などが整理できている方が多くみられます。
- “無理をせず継続できる仕事は何か”、自己理解・仕事理解を深めることが大切です。