当院では、医師及び看護師等、医療従事者の負担の軽減及び処遇改善のための以下の主な項目について取組みを行っていますので、ご理解・ご協力いただきますようお願いします。
勤務医の負担軽減及び処遇改善
(1)勤務の体制及び環境に対する事項
計画上、連続当直とならないような勤務体制、当直翌日の業務内容に対する配慮、短時間正規雇用医師の活用等により、勤務環境が特定の個人に集中しないよう配慮をしています。
(2)他職種による業務分担に対する事項
初診時予診のスタッフ実施、救急患者のトリアージの実施、検査・入院センターの運営による説明業務の軽減、薬剤師による服薬指導、栄養士による栄養指導等、指導業務の分散、静脈採血の検査技師、看護師の実施、医師事務作業補助者の導入、活用等による労務分散を図っています。
勤務医以外の医療従事者の負担軽減及び処遇改善
(1)勤務の体制及び環境に対する事項
外来患者に対する予約制の導入、初診時、非紹介患者に対する特定療養費の設定等、外来縮小の取組み、院内保育・夜間保育の実施、夜勤回数の上限設定等、勤務環境の整備に取り組んでいます。
(2)業務の負担軽減に対する事項
看護補助者の導入による看護業務の負担軽減、病棟クラークの活用による看護事務の補助、病棟薬剤師、リハビリ職種等による病棟業務の分散、短時間正規雇用看護職員の活用、2交代制の導入による多様な勤務形態の導入等、業務の負担軽減、分散の取組みを行っています。
平成31年4月
兵庫県立尼崎総合医療センター院長