呼吸器内科

ご一緒に考えましょう、肺を大事に

みなさんが生まれて初めてすることは何でしょう?オギャーという、すなわち呼吸をすることです(心臓は生まれる前から動いていますが)。また、命尽きる寸前に行うことは何でしょう?「息を引き取る」と言われるとおり最後の呼吸をしたのち、心臓が止まるのですね。

肺の病気には、肺癌をはじめとする腫瘍、肺炎などの感染症、肺気腫に代表される慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎などのびまん性肺疾患、喘息などのアレルギー性疾患等多様な病態が含まれます。ひとたび肺の構造破壊をまねくと元の状態には戻らないことが多く、肺を永く健康な状態に保つことが、健康寿命を延ばすことにつながります。

禁煙することや、各種のワクチン(新型コロナウイルスやインフルエンザ、肺炎球菌)接種などを通じて社会全体で肺を大事にしていきたいものです。

呼吸器内科 5つの柱