病院長挨拶

県立尼崎総合医療センター 院長 藤原久義からみなさまへ新年のご挨拶です。「県立尼崎総合医療センターが目指すこと:(1)量から質へ、(2)病院完結型から本格的地域完結型医療へ 連携・協調して高度急性期・高度専門・先進&政策医療を担う!、(3)医療のみならず、マネジメント・サービスでもトップの病院!」

はじめに

この度、本年4月1日、「兵庫県立尼崎総合医療センター(AGMC)」院長に着任いたしました平家俊男です。宜しくお願い申し上げます。

AGMCは、藤原久義前院長のもと、兵庫県立尼崎病院と県立塚口病院との統合新病院としてスタートを切りました。スタートからすでに2年10カ月が経過し、着実にAGMCとしての多くの歩みを積み重ねてきました。この歩みは、断らない医療、納得・安全・チーム医療をモットーに、日々活躍している職員一同、緊密な連携を頂いている多くの医療機関、さらにAGMCを信頼して受診して頂いている患者さんにより支えられてきた歩みです。あらためて、厚く御礼申し上げます。

藤原前院長の路線を継承し、深めていきます

藤原前院長は、AGMCの歩みを、「満員の乗客を乗せて、滑走路を助走・機首を揚げて上昇して水平飛行に移り、青空の中でスピードをぐんぐん上げる大型の新型ジャンボ機」に例えられました。これからは、満員の乗客が乗ったジャンボ機の飛行を確実なものにするためには、機材の不具合はないのか、乱気流に対して備えは十分にできているか、乗客への必要なサービスが行えているか、急病発症の乗客にどのように対処するかなど、絶えず注意を払って課題に取り組む必要があります。現在のAGMCはまだまだ発展途上にあります。そのため、私達は(機長とともにクルー全員)、社会のニーズを先取りし、社会のニーズに合わせて自ら積極的に変化(進化)していく必要があります。病院全体の調和を保ちつつ、かつ全員が当事者として学習、行動して、藤原前院長の新年(平成30年)のご挨拶にある「目指すこと」3項目、(1)量から質へ、(2)病院完結型から本格的地域完結型医療へ、(3)医療のみならず、マネジメント・サービスでもトップの病院!を継続し、深めて行きます。

さらなる高みを目指して、併せて、足元も固めて

より重症患者を対象とすること、高度専門医療を拡充させていくこと、臨床研究・先端医療を充実させていくこと、教育・研修・自己研鑽に励むこと、により、各診療科・各部門の「全国に誇れる医療」をさらに拡充させていきます。
病院完結型医療から阪神南・北地域完結型医療&介護へという国の医療計画の中で、本院の役割は、地域・介護全体と連携・協調して、高度急性期医療、高度専門医療、政策・先端医療の部分を担うことです。そのため、PFM(patient flow management)AGMCをさらに充実させ、外来・入院・退院・転院までの一貫したサービスを拡充させていきます。
AGMCが誕生して2年10カ月。やっとAGMCは乳児期・幼児期を過ぎ、学童期、青年期に突入し、ますます組織としての充実度を高めていく(マネジメント強化、サービス向上)時期です。より重症患者を対象にすることや各職員のスキルアップ・部門間の連携協力の一層の促進等の“質の充実”に転換する第2ステージに立っています。私達一同は、自主性、柔軟性を備え、職員一同、地域・社会と手を携えあって、自ら学び・変化(進化)し、一層、工夫・改善してまいります。

地域、社会の皆様には、暖かいご支援とともに、叱咤、激励を宜しくお願い申し上げます。

2018年4月1日
兵庫県立尼崎総合医療センター 院長 平家俊男