院長 ご挨拶

県立尼崎総合医療センター 院長  平家俊男より、ご挨拶:継続して「目指すこと」3項目、①本格的地域完結型医療の推進・充実! ②医療のみならず、マネジメント・サービスでもトップの病院! ③量から質へ!

第2ステージ真っただ中

「兵庫県立尼崎総合医療センター(AGMC)」は開院4年半が経過しました。

昨年は、稼働率94.3%、在院日数10.4日、救急車32件/日(2019.1月~11月)と、多くの患者さんにご利用頂きました。職員の皆様には、私達が継続して「目指すこと」3項目について、共有できる土台が整備されつつあると感じています。しかしながら、私たちはまだ発展途上にあります。医療を取り巻く社会状況変化についても、大小の波が押し寄せてくることが見えています。引き続き社会のニーズを先取りし、自ら積極的に変化(進化)していく必要があります。

本格的地域完結型医療の推進・充実

本院の役割は、尼崎市のみならず、人口約175万人の阪神医療圏+約45万人の大阪市西部地域の医療・介護全体と連携・協調し、日本に誇れる質の高い高度急性期・高度専門・先端・政策医療の部分を担うことです。さらに、日本に誇れる質の高い診療内容を担保するため、研修・教育・研究も重点課題です。AGMCは、ベッド数730床、医師数381名、看護師1,095名、職員数2,275名を擁し、充実したER型救命救急センター、ICU・CCU等の重症系病床、低侵襲心血管治療センター、ハイブリッド手術室やロボット手術室を含む19の手術室、最新鋭のがん診断・治療設備等がフル稼働しています。

第2ステージに突入したAGMCに求められることは、これらの充実した資源・設備が緊密に連携・協調することにより、脱皮を繰り返した、柔軟な病院組織を編み上げることです。それにより、地域の医療・介護全体との一層の連携・協調が可能になります。

医療のみならず、マネジメント・サービスでもトップの病院

柔軟な組織運営には、マネジメント・サービス(の向上)が必要です。職員全員が、各部門での当事者意識とともに病院全体の視野も入れて、どのような取り組みがマネジメント・サービスの向上に繋がるか、常に頭の片隅におきながら、知恵を出し合いましょう。マネジメント・サービス(の向上)は、職員の皆さん自身の働き方を見直す上でも必要です。「働きたい病院」「働きやすい病院」「働き甲斐がある病院」を目指し、病院も変化(進化)していく(病院ガバナンス)必要がありますし、職員の皆さん自身も意識を向けて(自己ガバナンス)頂きたいと考えます。

量から質へ

これからは、高度専門医療の充実(特にがん診療の充実)、 PFM(patient-flow-management)の充実(緊急入院への適応拡大、外来・入院・退院・転院全体を見渡す対応)、医療安全、職場環境等、様々な局面での質的面での充実が、第2ステージに突入したAGMCに求められます。それに合わせて、建物・設備等の量的面でも、若干の修正を行っていく必要もあります。

本院は、地域の皆さんとともに歩んでいく病院です。職員一同、皆さんの健康を守るため、一層の工夫・改善を積み上げてまいります。皆さんの一層のご支援、ご鞭撻、ご協力をお願い申し上げます。

2020年 元旦
兵庫県立尼崎総合医療センター 院長 平家俊男