院長ご挨拶

県立尼崎総合医療センター 院長  平家俊男より、令和4年 新年のご挨拶:「兵庫県立尼崎総合医療センター(AGMC)」は、【(1)本格的地域完結型医療の推進・充実!(2)医療のみならず、マネジメント・サービスでもトップの病院!(3)量から質へ!】を「目指すこと」3項目として掲げ、成長の歩みを継続していきます!」

令和4年、新年のご挨拶を申し上げます。

令和2年、新年のご挨拶を申し上げた早々、新型コロナウイルス感染症が世界的規模で拡大し、現在に至っております。この間、地域の皆様から多大なるご支援を頂戴しながら、様々な困難に取り組んでくることができました。あらためて感謝申し上げます。
“with コロナ”での社会生活は令和4年も継続します。引き続き、地域の皆様のご支援を頂きながら取り組んでいきます。また、開院6年半が経過した「兵庫県立尼崎総合医療センター(AGMC)」は、【(1)本格的地域完結型医療の推進・充実!(2)医療のみならず、マネジメント・サービスでもトップの病院!(3)量から質へ!】を「目指すこと」3項目として掲げ、成長の歩みを継続していきますので宜しくお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症

令和3年12月現在、感染者数が劇的に減少していますが、感染力の強い新しいオミクロン変異株の出現に直面しています。一方で、ワクチン接種が先行したはずのヨーロッパ、米国、また隣の韓国等において、従来のデルタ株の爆発的な感染、併せてオミクロン株への置き換わりに遭遇しています。我が国でも、3回目のワクチン接種が開始されましたが、引き続きの感染拡大防止対策の継続は必須事項です。①マスクの着用②手指消毒③3密(密閉、密集、密接)を避ける、です。感染拡大防止、社会活動を両立させるために皆さん一緒になって取り組みましょう。

本格的地域完結型医療の推進・充実

本院の役割は、尼崎市のみならず、人口約175万人の阪神医療圏+約45万人の大阪市西部地域の医療・介護全体と連携・協調し、日本に誇れる質の高い高度急性期・高度専門・先端・政策医療の部分を担うことです。さらに、日本に誇れる質の高い診療内容を担保するため、研修・教育・研究も重点課題です。AGMCは、ベッド数730床、医師数397名、看護師1,112名、職員数2,275名を擁し、充実したER型救命救急センター、ICU・CCU等の重症系病床、低侵襲心血管治療センター、ハイブリッド手術室やロボット手術室を含む18の手術室、最新鋭のがん診断・治療設備等がフル稼働しています。

第2ステージに突入したAGMCに求められることは、これらの充実した資源・設備が緊密に連携・協調することにより、脱皮を繰り返した、柔軟な病院組織を編み上げることです。それにより、地域の医療・介護全体との一層の連携・協調が可能になります。

医療のみならず、マネジメント・サービスでもトップの病院

柔軟な組織運営には、マネジメント・サービス(の向上)が必要です。職員全員が、各部門での当事者意識とともに病院全体の視野も入れて、どのような取り組みがマネジメント・サービスの向上に繋がるか、常に頭の片隅におきながら知恵を出し合いましょう。マネジメント・サービス(の向上)は、職員の皆さん自身の働き方を見直す上でも必要です。「働きたい病院」「働きやすい病院」「働き甲斐がある病院」を目指し病院も変化(進化)していく(病院ガバナンス)必要がありますし、職員の皆さん自身も意識を向けて(自己ガバナンス)頂きたいと考えます。

量から質へ

高度専門医療の充実(特にがん診療の充実)、地域完結型医療の推進・充実、それを実現するためのPFM(patient-flow-management)の充実(外来・入院・退院・転院・在宅・介護全体を見渡す対応)、医療安全、職場環境、接遇等、様々な局面での一層の質的面での充実を進めていきます。令和3年度には、国指定の地域がん診療連携拠点病院に選定されました。また、地域連携医療を一層すすめるために、令和4年度からは、患者連携サポートセンターの建築にも着手します。引き続き、診療、それを支える基盤、何よりも職員一同のマネジメント・サービスの力を深めていきます。

本院は、地域の皆さんとともに歩んでいく病院です。職員一同、皆さんの健康を守るため、一層の工夫・改善を積み上げてまいります。皆さんの一層のご支援、ご鞭撻、ご協力をお願い申し上げます。

2022年 元旦
兵庫県立尼崎総合医療センター 院長 平家俊男