最終更新日:2024年5月16日
研修希望者、若手医師へのメッセージ
当院集中治療科は、GICU、GHCUの運営に携わり、大手術後の術後管理を中心に、重症内科疾患、院内急変、救急外来からの患者さんに対応しています。平成29年度に設置された新しい部署ですが、経験豊富な集中治療専門医を中心に、院内各科、多職種の各専門家と抜群のチームワークでチーム医療に取り組んでいます。
かって、集中治療といえば、特殊治療を駆使し、重症患者を管理するイメージがありましたが、一方で、医療者の経験、技量に依存した”芸術的"な治療が行われる場所であるという印象も持たれていました。
現在集中治療の分野においても、多くのガイドラインなど標準的治療が推奨されており、若い先生方への裾野が広がっている感があります。
当院集中治療科では、標準的治療を常にアップデートし、その考え方を基礎に、繊細なベッドサイドでの診療から得られる患者個人の状態把握を加味した、各人最適の集中治療を目標にしています。
何事もないのが当たり前の術後患者さんには、さらなる質的向上を常に考慮し、治療に難渋する重症患者さんには、集中治療科以外のエキスパートや多職種の意見を積極的に採用し、最善の結果を求める努力をしています。
現在在籍する集中治療科医師の基本領域は、麻酔科、救急科、内科と多岐にわたっています。学閥がなく、各人を尊重する当院ICUでは、集中治療室での患者管理に専従することで、基本領域を活かしたキャリアプランの再考が可能になります。
短期研修を希望される先生などを含め、集中治療に熱意を持って取り組んでいただける先生には、是非我々の仲間に加わっていただきたいと思います。
興味をお持ちいただいた先生は、気軽に三住(misumi@hp.pref.hyogo.jp)までお問い合わせ下さい。