小児循環器内科

最終更新日:2025年6月30日
小児循環器内科
胎児から大人まで一貫した高度な成育医療を目指す
当科では、重症の先天性心疾患症例を可能な限り胎児期から管理し、心臓血管外科をはじめ、新生児内科を含む小児科、産婦人科とのチーム医療で、良好な治療成績を収めています。また、当科は昭和43年開設の古い歴史を持ち、キャリーオーバーした成人例が増加してきたため、2018年度から成人先天性心疾患診療センターを開設し循環器内科と協力して診療しています。文字通り、胎児から大人まで一貫した高度な成育医療を目指します。
小児循環器内科の特徴

科長ご挨拶

当科では、重症の先天性心疾患症例を、可能な限り胎児期から管理し、心臓血管外科とのチーム医療で、良好な治療成績を収めています。また、先天性心疾患以外に、尼崎市の学校心臓検診の中心的役割を果たし、心筋症や不整脈、川崎病後冠動脈瘤の管理治療も行っています。さらに、昭和43年開設の古い歴史を持つ当科では、いち早く成人先天性心疾患の治療の取り組み、生命予後の改善だけでなく、QOLの向上を目指しています。このように、文字通り、胎児から成人までの高度な成育医療を実践している集約施設です。
対象とする主な疾患
心室中隔欠損や心房中隔欠損などの単純短絡疾患から、ファロー四徴症、完全大血管転位、単心室、総動脈幹遺残、左心低形成症候群などのチアノーゼ性心疾患まで幅広く診ています。学校心臓検診で発見された心室性期外収縮、WPW症候群や、川崎病後冠動脈障害、弁膜症、心筋症などの管理治療も行っています。
外来医師担当表
学会認定
- 日本小児循環器学会専門医修練施設
- Amplatzer心房中隔欠損、動脈管開存閉鎖術 認定施設
- 成人先天性心疾患専門医総合修練施設