科長ご挨拶

当科では乳幼児期から青年期に発症する神経疾患、小児てんかん、発達障害に関する診療を中心に、先天性奇形症候群、神経筋疾患、自己免疫性神経疾患など幅広く診療を行っております。特にてんかん診療においては、当科では、積極的に長時間脳波モニタリングや発作時ビデオ脳波モニタリングなどを行っております。これらの検査を行うことにより個々の患者さんのてんかん病態を把握することにより、正確な診断、また治療戦略を検討・実施しております。更に、小児科小児救急科との連携のもと、24時間、てんかん発作などの緊急時の対応も可能となっており、安心しててんかん診療が受けられるような診療体制が整っております。

また、これまで通り発達障がいなど学校や集団生活がなかなか上手く過ごせないお子さんの診断、並びに環境整備などのお手伝いができるよう専門医や医療スタッフが対応しております。当院では「療育」は行なえませんが、「医療」や「支援」を中心としたお子さまのサポートができるよう努力いたします。

小生はこれまで12年もの間、京都大学医学部小児科の小児神経グループ長として、臨床・教育・研究に従事してまいりました。これまでの経験を生かし、当院での小児神経領域の診療の充実化、並びに若手小児神経医の育成に力を注いで参りたいと考えております。