全てのデータ処理、保存はサーバー側で行い、端末のコンピュータは、画面を表示するのみで、端末には情報が保存されない仕組みです。そのため簡単に個人情報を取り出すことができないようになっており、高いセキュリティーを保っています。
昨今、病院情報システムは非常に高度・複雑化しており、医療従事者だけで対処できる範囲を超えています。当院では、兵庫県立病院として初めて専任の医療情報技術者を配置しています。システムの運用管理はもちろん、データの二次利用に至るまで、幅広くその経験と専門知識が活かされています。
2015年7月開院以降、蓄積された医療情報は膨大なデータ量であり、データウェアハウス(DWH)で管理しています。蓄積されたデータを分析することにより、医療の安全を担保しつつ、医療の質の改善に貢献しています。また、臨床研究の情報基盤としても利用しています。