医療安全部

医療安全部
最終更新日:2025年6月30日

医療安全部

遠藤副院長からのご挨拶

医療においては患者さまの不利益(リスク)と利益(ベネフィット)が必ずあります。たとえば、採血をすると痛いけれど、その結果によって診断や治療に結びつくといった場面が考えられます。この例のようにリスクとベネフィットのバランスをとることが重要です。

医学の進歩にともなって、医療も高度化がすすみ年々リスクの高い手技が増加しています。一方で医療をうけるのも人、医療を提供するのも人であることは昔から変わりがなく、そのなかで予期せぬ事態が発生することや、期待した結果が得られないことを皆無にすることはできません。そのような状況においてもその影響を最小限に食い止める取り組みを行うことで、私たち医療安全部は、当院の基本理念の一つである「納得・安全・チーム医療」に貢献したいと考えています。

医療安全部門としての活動

医療においては患者さまの不利益(リスク)と利益(ベネフィット)が必ずあります。たとえば、採血をすると痛いけれど、その結果によって診断や治療に結びつくといった場面が考えられます。この例のようにリスクとベネフィットのバランスをとることが重要です。

医学の進歩にともなって、医療も高度化がすすみ年々リスクの高い手技が増加しています。一方で医療をうけるのも人、医療を提供するのも人であることは昔から変わりがなく、そのなかで予期せぬ事態が発生することや、期待した結果が得られないことを皆無にすることはできません。そのような状況においてもその影響を最小限に食い止める取り組みを行うことで、私たち医療安全部は、当院の基本理念の一つである「納得・安全・チーム医療」に貢献したいと考えています。

インシデント報告数(令和6年度)

インシデント報告数(令和5年度)のグラフ

医療安全組織の紹介

安心安全な医療をすすめるため、医療安全管理委員会を毎月1回開催し、医療安全推進の啓発ならびに医療事故防止の方策および事故発生時の対応策等を検討しています。

その下部組織のセーフティーマネジメント部会は、院内の各診療科・部門より選出された約70名のセーフティーマネジャーにより構成され、毎月1回の会議でインシデント報告例の紹介、各部門からの問題提起、問題改善策の検討などを行うとともに、各部門への医療安全情報の周知と、改善策の徹底に取り組んでいます。また、タイムリーな問題把握のため、毎週1回タスクフォースによる検討会を行っています。

このほかに医療安全に関連する部会には、医療事故対策部会、同意書・説明書部会、医療機器安全管理部会、放射線治療品質管理部会などがあります。