最終更新日:2019年4月15日
小児救命救急センターは、「診療科を問わず、すべての重篤な小児救急患者を24時間体制で必ず受け入れる」ことを要件に、都道府県から指定されるものです。また、小児集中治療室(PICU)を6床以上整備し、相当数の症例数を取り扱っていることも要件となります。
【参考資料】厚生労働省医政局指導課「小児救急医療体制の現状」
当院は、開設時に8床のPICUを設け、小児救急・集中治療体制の整備とともに、あらゆる重篤小児患者の受け入れに取り組んできました。その結果、これらの要件を満たし、平成29年4月1日付で兵庫県知事より小児救命救急センターの指定を受けました。
引き続き阪神圏域のみならずより広域の皆様に安心して医療を受けていただけるよう体制の充実に取り組んでいく所存です。
また、小児救急医療に関する医師、看護師、救急救命士への卒前卒後の教育も小児救命救急センターの役割の一つです。教育面での体制の充実も図り、今後の小児救急医療の発展にも寄与したいと考えています。当院での研修を希望される方を広く募集致します。