脳神経外科

脳神経外科
最終更新日:2025年6月30日

脳神経外科

脳卒中は時間との勝負です。進化する脳神経外科。

脳神経外科では、正確な診断と的確な治療を迅速に行うことが必要で、MRI、CT、脳血管撮影など診断機器の利用や、手術、血栓溶解療法やカテーテルによる血栓回収療法にも24時間体制で対応しています。また、産婦人科小児科とも力を合わせて、妊婦さんや小児の疾患にも積極的に対応していきます。そして、患者さんの早期社会復帰を果たすために、リハビリテーション科地域医療連携センターとも緊密な連携をとりながら、病院が一つのチームとなって取り組んでまいります。

高度な診断機器や治療機器が備わっていますので、患者さんにとって最適な医療と療養環境を提供する病院のマネージメント・サービスをも利用して、脳動脈瘤、顔面けいれんや三叉神経痛などの予定手術や難易度の高い治療にも力を入れています。

脳神経外科5つの柱

脳神経外科5つの柱①6名の脳神経外科専門医で脳神経外科疾患全般を取り扱い、②手術中にも脳波・SEP・MEP・ABRなどでモニタリングして安全性を確保、③開頭手術のみならず低侵襲で的確な治療、④エビデンスに基づき患者さん・ご家族の石を尊重する治療方針決定、⑤セカンドオピニオン等ご相談にも積極的に対応

科長ご挨拶

兵庫県立尼崎総合医療センター脳神経外科科長

当病院では、合併症をお持ちの患者さんに対しても、他科との連携のもと脳神経外科全般にわたる疾患に対応しております。脳神経外科医は24時間常駐しており、急性期疾患、外傷にも対応してきました。病院全体が地域医療への貢献の意識が高く、新病院になってから診療体制・施設・設備をしっかり整えてきた経緯がありますので、このような充実した診療環境を最大限に生かした高度な医療を推進していくことに尽力します。

対象となる主な疾患

脳血管障害

くも膜下出血 破裂/未破裂脳動脈瘤 脳梗塞
頸動脈狭窄症/閉塞症 脳内出血 脳動脈狭窄症/閉塞症
脳動静脈奇形 もやもや病 硬膜動静脈瘻

頭蓋内腫瘍

髄膜腫 神経膠腫 膠芽腫
神経鞘腫(聴神経腫瘍など) 脳下垂体腫瘍
眼窩内腫瘍 転移性脳腫瘍 悪性リンパ腫

脊髄脊椎疾患

脊柱管狭窄症
椎間板ヘルニア
後縦靭帯骨化症
脊髄腫瘍

小児神経疾患

水頭症
脊髄脂肪腫
脊髄髄膜瘤
もやもや病
小児脳腫瘍
脊髄腫瘍
痙性麻痺
頭蓋骨縫合早期癒合症
キアリ奇形1型

その他

三叉神経痛 顔面けいれん 正常圧水頭症
慢性硬膜下血腫 急性硬膜下血腫 急性硬膜外血腫

小児脳神経外科

小児脳神経外科のご紹介

こどもたちの脳と脊髄に発生する外科疾患(手術が必要となる病気)の治療とこどもの頃に脳神経外科治療をうけて成人された方々の治療を担当しています。

治療対象となる疾患は脳腫瘍、脊髄腫瘍、脊髄髄膜瘤、脊髄脂肪腫、水頭症、もやもや病、頭部外傷、脳性麻痺による痙縮、脳瘤、軟骨無形性症、キアリ奇形などです。

小児科小児脳神経内科小児血液・腫瘍内科新生児内科小児救急集中治療科)、小児外科リハビリテーション科産科看護部などと連携して治療します。

外来医師担当表